WCSレポ~まとめ 世界大会に行くべきか?
2011年8月23日 ポケカ コメント (7)私達親子は世界大会への参加は今回が初めてでしたが、最後のレポとして、参加して感じた事、思った事などを書きたいと思います。
内容が辛口な上に、駄文散文となりますが、ご容赦下さい。
今回の世界大会には多くの日本人が参加しました。過去の事は全く知らずに今このブログを書いていますが、恐らく過去最多だったのではないでしょうか?
しかし、周知の通り日本代表決定戦の中止により、世界大会招待選手の3名以外の参加者は自費での渡航です。
費用面の負担が大きいのは当然の事ながら、更に社会人の多くは長期の休みを取得するために諸々の調整を重ねて、参加に漕ぎ着けたと思います。
これほど多数の人が多くの負担を負いながらも参加する魅力が世界大会にはあるのだと思いますが、その魅力は大きく分けて二つあると思います。
1,世界の人々との交流
世界大会では、ポケカを通じて、言葉の壁を越えて多くの外国人と交流する事ができます。ちょっと大袈裟ですが、サッカーに各国のスタイルがあるように、ポケカのデッキやプレイングにも各国の国民性や文化などがあり、日本国内とは一味違った構築やプレイングを味わう事ができます。
海外のプレイヤーとの対戦がこれほど楽しいものだと言う事を、私は今回体験して初めて理解する事ができました。
2.世界一に挑戦したい!熱いバトルを目一杯楽しみたい!
ポケカの楽しみはなんと言っても公式イベントとそこで開催される真剣勝負です。世界大会は私が過去に体験したどの国内大会よりも素晴らしいイベントでした。但し、今年のLCQに関しては大会形式の変更(スイスドロー→トーナメント)により、魅力が大きく損なわれていたのも事実です。
1.については何事にも変え難く、WCSででしか味わえないものであるため、ここに魅力を感じている人は、大きな負担を伴ったとしても毎年参加しているのだと思います。
2.については、ここ数年の国内の一発勝負の形式に比較して、対戦を思う存分楽しめる形式に魅力を感じている人も多いのではないかと思います(その点では今年のLCQの形式(トーナメント)は残念でなりませんでした)。特にジュニアに関してはスタンダードでの対戦がデフォルトになっているのも大きな魅力です。更に今年は日本代表決定戦が中止された事により、世界一への挑戦ルートがLCQへの参加しかなくなってしまったため、思い切って参加した人も多いと思います。
我が家に関して言えば1.と2.で半々と言ったところでしょうか。
・ポケカをやっているなら一度は体験しておきたい世界最大のイベントへの参加。
・一生に一度の10歳の夏。様々なライフイベントがある中で親子で真剣に取り組める時期はそう長くないので。
ただ、2.について本当に世界大会に参加する理由となりうるのでしょうか?
今年は少し特殊としても、世界大会と同じように楽しめる大会が国内で開催されれば、2.の点については多くの人が国内のイベントで満足できるのではないでしょうか。
何故、国内で同様の大会が開けないのか?そこに手本があるのに!
費用面?運営面?何が制約事項なのか、全く理解ができません。
例えば、各エリアのバトルロードの開催後に、東京で週末の開催として、土曜日に予選(LCQ)、日曜日に決勝とすれば、全国から多数の人が参加すると思います。招待選手は各エリアのバトルロードを勝ち抜いたクラス毎に1名として決勝からの参加とすれば、交通費負担なども大きくはないと思います。
・全国10エリア程度でバトルロード 1位は全国へ招待
・週末に全国大会を開催。
・全国大会前日の土曜日に現地最終予選(LCQ)を開催。スイスドローで上位約20名が突破。
・日曜日に各クラス32名のスイスドロー。上位10名が世界大会へ。
・日曜日は平行してサイドイベントを開催。
このような感じでできないものでしょうか?
夜中までイベントを開催すれば、宿泊客により会場となるホテルにもメリットがあると思います。
同じような事を繰り返し書きますが、世界大会はポケカをやっているなら一度は参加しておくべきイベントと思いますが、費用/日程の関係から参加を希望する人すべてが参加できる訳ではありません。種々の事情から参加したいと思いながらも参加を断念した人も多いと思います。
国内で多くの人が世界大会に興味を持ち、それに応える形で多くの人がブログにて世界大会の楽しさを伝える事ができていたと思います。
もう、来年は言い訳はできません。
株ポケは、すべてのポケカプレイヤーに対し、国内で同様に対戦が楽しめるイベントを提供する義務があると、私は思います。
辛口ついでにもう三点、苦言を呈します。
【現地でのサポート】
遥々日本から世界大会に参加したプレイヤーに対し、現地にて行われた配慮は「LCQの受付に日本人スタッフを配した事」のみです。それ以外、日本人に対して現地で一切のサポートもサービスもなく、便宜も図られませんでした。個人的な意見ですが、株ポケの負担にて、世界大会グッズを参加賞として配っても良いと思います。それぐらいしても良いのではないかと、本気で思いました。
【クラス分け】
世界大会はカードもゲームも3クラスにて開催されました(ゲームは今年からだそうです)。
何故、日本では2クラスなのか?シニアの参加人数が少ないから?世界基準に合わせて人数を減らしたのは株ポケの判断でしょう。
もし、世界との整合性に拘らないのであれば、年齢枠も国内独自でバランスを取る方法もあると思います。第一、現実問題としてシニアプレイヤー(小6)が大人に勝ち続けるのは困難でしょう。
世界大会LCQには約40名以上の日本人シニアプレイヤーが挑戦をしたそうです。彼らが国内でマスターの厚い壁に阻まれ、まともに挑戦できずに悔しい思いする事を「是」として捉えているのであれば、その感覚を疑わずにはいられません。
【LCQ大会形式】
LCQの形式がトーナメントとなったのには多くのプレイヤーががっかりしたと思います。マッチ(2本先取)とは言え、1回戦で負けた時のやりきれなさと言ったら。。。
更に1対戦の時間も全体的に圧縮され、WCS予選も1試合30分とかになってしまいました。
世界大会まで劣化してしまった事を残念に思います。
さて、最初の問いに戻ります。
「世界大会に行くべきか?」
私自身は、初めての経験に加えて、準備段階を含めて友人らとの旅行を満喫する事ができましたので、十分に楽しめて来年も行きたいと思いました。子供達は更に強くそう感じていると思います。
が、純粋に大会として捉えた場合には、多くの負担と調整を伴ってまで参加するかについては、悩ましいと言うのが正直なところです。
結論「ポケカやっているなら、一度は行って、見ておくと良いと思います」
もちろん、権利取れて行けるなら喜んで行きますが^^;
内容が辛口な上に、駄文散文となりますが、ご容赦下さい。
今回の世界大会には多くの日本人が参加しました。過去の事は全く知らずに今このブログを書いていますが、恐らく過去最多だったのではないでしょうか?
しかし、周知の通り日本代表決定戦の中止により、世界大会招待選手の3名以外の参加者は自費での渡航です。
費用面の負担が大きいのは当然の事ながら、更に社会人の多くは長期の休みを取得するために諸々の調整を重ねて、参加に漕ぎ着けたと思います。
これほど多数の人が多くの負担を負いながらも参加する魅力が世界大会にはあるのだと思いますが、その魅力は大きく分けて二つあると思います。
1,世界の人々との交流
世界大会では、ポケカを通じて、言葉の壁を越えて多くの外国人と交流する事ができます。ちょっと大袈裟ですが、サッカーに各国のスタイルがあるように、ポケカのデッキやプレイングにも各国の国民性や文化などがあり、日本国内とは一味違った構築やプレイングを味わう事ができます。
海外のプレイヤーとの対戦がこれほど楽しいものだと言う事を、私は今回体験して初めて理解する事ができました。
2.世界一に挑戦したい!熱いバトルを目一杯楽しみたい!
ポケカの楽しみはなんと言っても公式イベントとそこで開催される真剣勝負です。世界大会は私が過去に体験したどの国内大会よりも素晴らしいイベントでした。但し、今年のLCQに関しては大会形式の変更(スイスドロー→トーナメント)により、魅力が大きく損なわれていたのも事実です。
1.については何事にも変え難く、WCSででしか味わえないものであるため、ここに魅力を感じている人は、大きな負担を伴ったとしても毎年参加しているのだと思います。
2.については、ここ数年の国内の一発勝負の形式に比較して、対戦を思う存分楽しめる形式に魅力を感じている人も多いのではないかと思います(その点では今年のLCQの形式(トーナメント)は残念でなりませんでした)。特にジュニアに関してはスタンダードでの対戦がデフォルトになっているのも大きな魅力です。更に今年は日本代表決定戦が中止された事により、世界一への挑戦ルートがLCQへの参加しかなくなってしまったため、思い切って参加した人も多いと思います。
我が家に関して言えば1.と2.で半々と言ったところでしょうか。
・ポケカをやっているなら一度は体験しておきたい世界最大のイベントへの参加。
・一生に一度の10歳の夏。様々なライフイベントがある中で親子で真剣に取り組める時期はそう長くないので。
ただ、2.について本当に世界大会に参加する理由となりうるのでしょうか?
今年は少し特殊としても、世界大会と同じように楽しめる大会が国内で開催されれば、2.の点については多くの人が国内のイベントで満足できるのではないでしょうか。
何故、国内で同様の大会が開けないのか?そこに手本があるのに!
費用面?運営面?何が制約事項なのか、全く理解ができません。
例えば、各エリアのバトルロードの開催後に、東京で週末の開催として、土曜日に予選(LCQ)、日曜日に決勝とすれば、全国から多数の人が参加すると思います。招待選手は各エリアのバトルロードを勝ち抜いたクラス毎に1名として決勝からの参加とすれば、交通費負担なども大きくはないと思います。
・全国10エリア程度でバトルロード 1位は全国へ招待
・週末に全国大会を開催。
・全国大会前日の土曜日に現地最終予選(LCQ)を開催。スイスドローで上位約20名が突破。
・日曜日に各クラス32名のスイスドロー。上位10名が世界大会へ。
・日曜日は平行してサイドイベントを開催。
このような感じでできないものでしょうか?
夜中までイベントを開催すれば、宿泊客により会場となるホテルにもメリットがあると思います。
同じような事を繰り返し書きますが、世界大会はポケカをやっているなら一度は参加しておくべきイベントと思いますが、費用/日程の関係から参加を希望する人すべてが参加できる訳ではありません。種々の事情から参加したいと思いながらも参加を断念した人も多いと思います。
国内で多くの人が世界大会に興味を持ち、それに応える形で多くの人がブログにて世界大会の楽しさを伝える事ができていたと思います。
もう、来年は言い訳はできません。
株ポケは、すべてのポケカプレイヤーに対し、国内で同様に対戦が楽しめるイベントを提供する義務があると、私は思います。
辛口ついでにもう三点、苦言を呈します。
【現地でのサポート】
遥々日本から世界大会に参加したプレイヤーに対し、現地にて行われた配慮は「LCQの受付に日本人スタッフを配した事」のみです。それ以外、日本人に対して現地で一切のサポートもサービスもなく、便宜も図られませんでした。個人的な意見ですが、株ポケの負担にて、世界大会グッズを参加賞として配っても良いと思います。それぐらいしても良いのではないかと、本気で思いました。
【クラス分け】
世界大会はカードもゲームも3クラスにて開催されました(ゲームは今年からだそうです)。
何故、日本では2クラスなのか?シニアの参加人数が少ないから?世界基準に合わせて人数を減らしたのは株ポケの判断でしょう。
もし、世界との整合性に拘らないのであれば、年齢枠も国内独自でバランスを取る方法もあると思います。第一、現実問題としてシニアプレイヤー(小6)が大人に勝ち続けるのは困難でしょう。
世界大会LCQには約40名以上の日本人シニアプレイヤーが挑戦をしたそうです。彼らが国内でマスターの厚い壁に阻まれ、まともに挑戦できずに悔しい思いする事を「是」として捉えているのであれば、その感覚を疑わずにはいられません。
【LCQ大会形式】
LCQの形式がトーナメントとなったのには多くのプレイヤーががっかりしたと思います。マッチ(2本先取)とは言え、1回戦で負けた時のやりきれなさと言ったら。。。
更に1対戦の時間も全体的に圧縮され、WCS予選も1試合30分とかになってしまいました。
世界大会まで劣化してしまった事を残念に思います。
さて、最初の問いに戻ります。
「世界大会に行くべきか?」
私自身は、初めての経験に加えて、準備段階を含めて友人らとの旅行を満喫する事ができましたので、十分に楽しめて来年も行きたいと思いました。子供達は更に強くそう感じていると思います。
が、純粋に大会として捉えた場合には、多くの負担と調整を伴ってまで参加するかについては、悩ましいと言うのが正直なところです。
結論「ポケカやっているなら、一度は行って、見ておくと良いと思います」
もちろん、権利取れて行けるなら喜んで行きますが^^;
コメント
だからこそ、様々な犠牲(というか対価)を払ってでも、行きたくなるんですよね。
だからと言って、国内のイベントを簡略化していい訳では決してありません。2012年シーズンの国内イベントの充実を切に希望しています。
>ひみつ
日本人スタッフって、いましたっけ? アジア系のボランティアの女性の方はいらっしゃったと思いますが、あの方、株ポケの人?
仰るとおりですね。
1.と2.で要素を分けましたが、実際には両者の相乗効果により唯一無二の大会になっていると思います。加えて私たちには3つ目の楽しさもありましたし。
ただ、イベントとしてはNCSがベースになっているのは間違いないと思いますので、日本もそこから始めようよ、と言う事で。
ひみつの件はここで書き難いので別途。予選や決勝の最中、実は奥の方に行ってそのあたりばかり見ていました^^;
WCSへの参加としては世界から人が集まって挑戦できるという側面はもちろん多くを占めるとは思いますけれど、大会のルールや充実したサイドイベント、またはかなり自由なフリー対戦やトレードのできる環境という部分もあるように思います。
似たようなことが国内のみで出来ればそれだけで十分というプレイヤーも少なからずいるのではないかと思います。
今年は色々な問題で仕方なかったと言えますけれど、来年は本当に頼みますよ?という感じですね!
ありがとうございます。ホントに楽しかったです^^
十二分に楽しめたからこそ、不足している部分や違和感を感じる部分もはっきりと感じました。世界大会でもジュニアの過疎りっぷりに言いようのない寂寥感も感じましたし。
新ルールはもう仕方ないにしても、大会形式やサイドイベントなどで古参プレイヤーも魅力を感じるような大会を開いて欲しいですね。まずはそこからだと思います。
せっかく趣味でやっている事なので、批判展開や不平不満ばかり並べるより、すべてを前向きに受け止めて楽しむ姿勢の方が健全だと思いますし、運営側とコミュニケーションを絶ちたい訳ではないですが、賞賛ばかりならべるのもジョンイルっぽくて不健全と思い、一度だけ展開しました^^;
ここ2,3年のWCSではなく、その前に開催されていた
バトルロードのようなイベントで充分です。
ガチな人は予選→本線。ライトユーザーは予選→サイドイベント
コレクターはトレードと、最後の抽選まで皆が1日中楽しんでいる感じでした。
そう、バトルロード楽しかったですよね。
私も2度しか参加できていませんが、未だに覚えています(てつやFさんと対戦した事も^^;)
1.各地域でバトルロード(公平を期すために参加地を1箇所選択)
2.全国大会及びその前日にLCQ(全員敗者復活チャレンジ)
こんな感じが理想かなぁと思っています。